パターン説明：この図は選手コースで受けるのに十分な
スピードを出した、深いカーブの例です。
時速18kmで7.2mの円を曲がり切るので
非常にハードですが、ジュニアの選手なら
この程度のスピードは欲しい。
図ではstep10と15が重ならないように
最初のカーブを深く戻っていますが、
普通はレッドラインから始めて次のカーブ
はブルーラインに沿い、３つ目の男性RK
がホッケーの赤い円の上になります。
（図ではずらした分 step10がフラットに
なっているのに注意。）
したがって、本気で正しいローブを描くと
ぶつかるので、セッションでは step14は
浅く出るようにします。
コーナー入口のxf/xbの方向は、コーナー
のカーブが直径7.2mと非常にきついので
直ちに曲げ始めなければならない。
ここをのんびりすると、女性CR3の方向が
戻り切れない。
OPENﾎﾟｼﾞｼｮﾝになった後のﾌﾟﾛﾑﾅｰﾄﾞ
(step16-19)もカーブを小さく締めて
ホッケー赤丸印の方向へ向かう。
最後の女性インスリーはブルーラインの
手前に入れるとリピートが合います。
二つ目の図は速度を20%落とした場合の
パターン配置。
マスターコースの場合はこのカーブで十分
で、この図もリンクエンドのSWR以外は
全て180°回しきる深いパターン例です。
たった20%速度が落ちただけで、ここまで
カーブは浅くなります。
この程度のカーブなら、大人の趣味の人
でもこのパターンを目標にして練習ができ
ます。
（上のパターンは私も滑れない）
実際には最後のコーナーからのﾌﾟﾛﾑﾅｰﾄﾞ
で曲がり切れずに浅くなり、SW-Moの
カーブが平らになる傾向がありますが、
リピートの女性インスリーがブルーﾗｲﾝ
手前に納まればｽﾋﾟｰﾄﾞが落ちている分
辻褄が合う事が多い。
No. /エッジ/beat
女 XB-LBO 1
ワルツ正面ポジションから下を捻ってＣＲのように踏み込む。
（但し足はワイドに置かず、クロスステップ後はＵＰに立つ。）
この時に下の捻りで肩がつられて回らないように肩を止めてへそから下を
真横に向ける感覚。
顔はエッジと同じ方向に向けるが、肩に対して下を捻っているので横に向く。
ポジションはずらさないで下を捻って立つだけ。ホールドを平行四辺形に
つぶして踏み込むと次のXB/XFで戻れないので、ホールドの枠は四角を
保ったまま何も変えない感じ。
アウトから逆のカーブのアウトへXF/XBではっきりとローブを切り替えるの
が重要。女性（バック）側は小さく曲がると次に男性が正面に戻れないので
XB-LBOをやや外へ膨らませる感じで立つ。
女 XF-RBI 1
（両膝がくっついたままの感じ）
乗ったら直ちに（"&"カウントで）下の捻りをほどくと同時にFLをクロスから
素早く戻して揃えてダウンし、次のストロークの準備をする。
捻りをほどくので元のワルツの正面ポジションへ戻る。この時男性が早く
押し始めるとエッジが止まって取り残されるので、インサイドのエッジを良く
滑らせたままでダウンし、女性の正面に入ること。
女 LBO 4
アクシス（壁の方向）へ向かうようにカーブをぐっと踏む。
ホールドは回してはいけない。（女性が急に回すと男性が振られる）
ＳＬ側の腰がリードするので内側の肩の上へまっすぐ立つ感じ。
男性は女性を正面から追うことで次のクロスステップで捻ることが出来る。
女 XB-RBO 1
ＣＲのようにクロスステップを逆カーブのアウトに入れる。
女 XF-LBI 1
女 RBO 4
クロスステップの始動をわずかに早めにする。
女 XB-LBO 2
女性も肩を強く捻ることによって右腰を前に残す。（女性が捻らないと右腰の
位置が男性から遠くなり、男性ロッカーがワイドになって苦しくなる。）
男性はロッカーの後も右肩を強く引いて体の捻りをキープし、明確なRBO
エッジに乗る。女性もへそを左に残して肩を右へ捻った状態をキープして待つ。
女 RFO 1
顔の向きもクロスステップに入った時のまま。女性がここで捻りをほどいて
前を向いてしまうと男性の正面にエッジを置いてしまい、次のXBが入らない。
男性のはるか外側へエッジを置くこと。
女 XB-LFI 1
立った瞬間に捻りをほどいてFLをクロスから素早く戻して揃えてダウンし、
次のストロークの準備をする。これでポジションがタンゴからワルツに戻る。
女 RFO 4
女 XF-LFO 1
女 XB-RFI 1
女 LFO 4
外に交差する所まで深く入る。コーナーでカーブがきつい所なので、４拍の
最後までアウトカーブを深く踏み、女性がロングアクシスへ向けて次の
ステップに出る。
女 CR-RFO3 1+1
女性がスリーするポジションが出来る。
女性がスリー後のチェックで肩を止めている間、男性は捻りをキープして
LBOを滑らせる。ホールドはワルツのまま。
女 LBO-SW 4
ことで正面にストロークする。
４拍のSWRでは肩が回らないように止めて、４拍目でFLを足元に揃える時
にSWの捻りを利用して肩をOPENの方向へすっと回し始める。（女性は
"&"カウントでへそを左に向けてFLを足元に揃えたｼｮｰﾄﾁｪﾝｼﾞでインを踏む。)
女 RFI 1
素早く切り替えを完了して１歩目を踏み出す。
女性はCEで左へ向けたへその方向を右に向け直す感じで上半身を動かさずに
フォアインを素早く入れる。男性は左腕の肘を前に畳んで女性がOPENを作り
やすくし、LFOエッジを女性の内側から付いて行く位置に入れる。
女 LFO 1
ここは１拍なので足の回転を素早く。
女 RFI-Pr 2
じっくりダウンでエッジを長く滑らせること。
女 LFO 2
女性はアウトアウトの出だが、男性はイン・インなので合わせるために次の
アウトはまっすぐねじ込む感じ。男性は女性のストロークを待って、タイミング
を合わせてインを踏み出す。ここでホールドをしっかりキープして一緒に
ストロークに出ないと次のMoでポジションがずれやすい。
女 RFO-SW 4
FLをSWする。男性がカーブを主導し、女性が合わせる感じ。
OPENホールドの肘を絞って肩の正面向きを保ち、胸が相手を向かないよう
に注意。男性はホールドを使ってポジションのずれを修正。
女 ClMo-LBO 4
この時エッジの向きはへそと共に前方を最後までキープし、脇の下の捻りを
作る。FLはSLの踵に土踏まずが掛かる所まで戻してからターン。
ターンの瞬間、肩を入れ替えると同時にへその向きも逆に入れ替えて脇の
下の捻りが逆方向にぎゅっと入ること。ターンの動作そのものは、エッジを
回すのではなくて戻ってきたFLがターン後の新しいFLと入れ替わって
そのまま反対へSWする感じ。この入れ替えをへその方向の入れ替えと
同時にすることで腰が回りすぎるのを止められる。
ターン後のホールドは、逆向きのOPENなので男性の右腕は緩めて肩を
入れ替えやすくし、前側で繋いだ手の肘は真横にして立てる感じ。
カウント３でＦＬを進行方向へスイングバックするが、この時もへその向きは
エッジと同じバック側に止めたままで肩の向きが戻ってこないように抑える。
女 RFI-3 1
OPENへ戻し始める。"&"カウントで顔の向きとホールドをはっきりとOPEN
に切り替えてフォアへ踏み出す。
男性は肩をぱかっと開くので女性側へは深く入らず右肩で女性を押して
スリーをアシストする感じ、女性は左へ向けていたへその方向を右へ反転
させてフォアインに踏み出し、１拍後にその真上へUPしながら肩を捻り
戻してインスリー。
女 RBO 5
ホールドチェンジを完了してから次のステップに出る。女性はインスリーで
FLの膝をタックしてワンフットでそのまま４拍のローブへ向かう。
伸ばし、ダウンでカーブを合わせる。
モホークからここまで、流れを失わないでスピードを持続するのが難しい。
３拍目でカーブを深く回り切ってＵＰし、４拍目で次のステップの為に
もう一度ダウンでエッジを踏んでから反対のアウトへ出る。
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