コンパルソリー課題のチェックポイント：スイングダンス、フィエスタタンゴ
●スイングダンス ※パターンと簡単な説明は、初級６課題のスイングダンスにもあります。
パターン説明： この図は、最初のシャセ・SWRで半円を描き切る深いカーブの例です。 辺のカーブは直径8mですが、完全に180°回らずに少し浅くしています。 ワルツに組んだままで深いリーンでカーブを仕上げ、最後にUPし切る事でCEを深くして次のカーブに入れます。 ハンドインハンドに開く所は、バック側がBOエッジを深くして前を開き、フォアの人を前に送り出すことでStep10で相手の後ろから付いて行くことが出来ます。 フォア側の人はBO側の人を追わないでリンクの隅へ踏み出し、さらにRFIを外へ深く大きく入れて前に出ます。 ハンドインハンドになってからは直径16m程の大きなカーブに乗り、ホッケーのゴールゾーンに戻る方向へモホークしほぼセンターラインを通ってホッケーの赤い円を巻くように大きくSWRします。 （このカーブは直径12m） このSWRを赤丸に沿って丸く締めると、辺のシャセ、ＳＷの長さを余裕を持って入れることが出来ます。
Step No. / エッジ/beat	内容説明 　（助走は組み始めのポジションを参照）
1. 男 LFO　1 　 女 RBO　1	ワルツポジション（正面向かい）でのストローク。 女性は男性をわずかに内側に入れ、男性は少し内側から外へ肩を 15°ほど向けて女性を外側へ押す感じでカーブ上へｽﾄﾛｰｸする。
2. 男 RFI-ch　1 　 女 LBI-ch　1	ホールド、ポジションは変えずにそのままＵＰでシャセ、 直ちにダウンで同じカーブへストロークの準備
3. 男 LFO　2 　 女 RBO　2	ロングアクシスへ出てからカーブを深く取ってショートアクシスへ 向かってＵＰ。2拍の最後までアウトエッジを滑り切ることで90° 曲がり、ホールド正面を確認して＆カウントで次のｽﾄﾛｰｸの為に CEでダウン。この時、次のカーブでやや内側に入るために男性は 女性を外側へわずかに追い越す所まで滑る。
4. 男 RFO　1 　 女 LBO　1	ワルツの正面を確認しながら逆方向のストローク （繰り返し）
5. 男 LFI-ch　1 　 女 RBI-ch　1
6. 男 RFO　2 　 女 LBO　2
7. 男 LFO-SW 4 　 女 RBO-SW 4	シャセの時と同じでｽﾄﾛｰｸし、2拍ダウンから3拍目でSWRのUP ホールドは正面だがSWでﾄﾚｰｽは交差して最後には男性がわずかに 外に出る。4拍の最後にはUPのままFLを揃えてからダウンでCE
8. 男 RFO-SW 4 　 女 LBO-SW 4	SWRでトレースが交差するので次も男性が内側からｽﾄﾛｰｸできる。 以下同様に逆方向のSWRをし、次にハンドインハンドに出る為の 準備として、4拍の最後で男性は左手を持ち替える
9. 男 LFO　2 　 女 RBO　2	アウトに出るのと同時に男性はホールドの腕を離し、女性はバック アウトで左肩をさっと開く。 男性は女性と距離を取るように右（リンクの隅）へ出る。
10. 男 RFI　2 　　女 LFO　2	男性がリンクの隅に踏み込み、完全にﾊﾝﾄﾞｲﾝﾊﾝﾄﾞで左右に並ぶ 二人の足が逆なので、膝を柔らかく使って上半身が振られない ようにゆったりとストロークする。
11. 男 LFO　2 　　女 RFI　2	ﾊﾝﾄﾞｲﾝﾊﾝﾄﾞでのポジションは、男性が先行するが、女性は男性 の内側から追う形で付いて行く。
12. 男 RFI　2 　　女 LFO　2	（平行に並んでもいけないし、後ろに入ってもいけない）
13. 男 Mo-LBI 2 　　女 RFI-ch 2	男性はMo後のチェックで女性が正面（内側）に居るように手で ﾘｰﾄﾞし、ワルツの位置に引き寄せるようにしながらＢＩを踏んで 後ろを向く
14. 男 RBO　2 　　女 LFO　2	ワルツの位置に引き寄せてホールドを組みながらリンクの中央 ラインへストローク、
15. 男 LBO-SW 4 　　女 RFO-SW 4	センターラインからロングアクシスへ向けてワルツの正面を確かめ ながらストローク。ここの入りが浅いと4拍アウトが踏めない。 最後まで深くアウトに乗る。
16. 男 RBO　1 　　女 LFO　1	男女が逆になって、再びシャセ、ＳＷＲのシーケンス。
17. 男 LBI-ch　1 　　女 RFI-ch　1
18. 男 RBO　2 　　女 LFO　2	フォアで付いて行く側の女性は、カーブの最後でショートカット して男性の内側に入らないように正面を保つ。
19. 男 LBO　1 　　女 RFO　1
20. 男 RBI-ch　1 　　女 LFI-ch　1
21. 男 LBO　2 　　女 RFO　2
22. 男 RBO-SW 4 　　女 LFO-SW 4	ＳＷＲでも180°深く回り切るが、ホールドの回転は制御して 振り回されないようにする。
23. 男 LBO-SW 4 　　女 RFO-SW 4	（カーブの前半でしっかり内側から追い、4拍の最後でﾄﾚｰｽが交差 　する感じ。） 男性は次のステップの前に右手のホールドを外して手を持ち替え、
24. 男 RBO　2 　　女 LFO　2	左手を離して女性の前を広く開くようにＢＯに肩を開きながら 出る。女性は右へ出て男性と距離を取る。
25. 男 LFO　2 　　女 RFI　2	ハンドインハンドに横に並んだポジションでストローク （女性が先行する形で肩のラインを揃える）
26. 男 RFI　2 　　女 LFO　2	そのまま膝を柔らかく使ってゆったりとストローク （男女の足が逆なので、肩のラインが動かないように注意）
27. 男 LFO　2 　　女 RFI　2	女性がモホーク前のインに出る所で男性は手を肩のラインに沿って 軽く押してターンをアシスト
28. 男 RFI-ch 2 　　女 Mo-LBI 2	ターンでバックインになった女性の正面に男性はシャセで滑り 込み、左手を出して2拍の最後で両手を繋ぐ。
29. 男 LFO　2 　　女 RBO　2	直ちに反対の手を離し、ワルツのホールドを入れる。ここで 二人が正面位置を確認し、リンク中央のラインへカーブを取る。
30. 男 RFO-SW 4 　　女 LBO-SW 4	センターからロングアクシスへ向けて大きくＳＷＲに出る。 4拍最後までアウトのカーブを描くこと。
●フィエスタタンゴ ※パターンと簡単な説明は、初級６課題のフィエスタタンゴにもあります。
パターン説明： この図は、スピードを上げてリンク一杯に広げたパターン例です。 （リンクのセンターラインを越えない為には、20km/hが限界） 前半のCRからSW-CEまでは直径15mの半円(時速19km)ですが、Op-moからバックランの部分は18km/hに速度をやや落としています。 バックになってからのストロークは直径24mの緩いカーブだが、リピートのRFOからランは直径10mと急にカーブが変わる。 この変化をしっかり表現することも重要。 スタートのストロークでホッケー赤丸印で位置を確認し、ランからのCRもホッケーの赤丸印を目標にすると、パターンを揃えやすい。
Step No. / エッジ/beat	内容説明
1. LFO　2 　 男女同じ	単なる左右のストロークにならないように、しっかりアウトエッジ のカーブに乗る。その為には、アウトエッジを体の正面より深く
2. RFO　2	入れる。（相手の体の前に入るくらい深く）
3. LFO　1	アウトをしっかり切り返して男性が前のポジションを作り、へそを 右へ向けてランを深く大きく出る。
4. RFI-pr　1	（同上）
5. LFO　2	ランの3歩目で次のＣＲの為に左腕で女性を横に並ぶ所へ戻し、
6. CR-RFO　2	軽くダウンのままＣＲでRFOのカーブを押さえ、FLは後ろにクロス したまま2拍目でＸＢの為にもう一度エッジを踏む
7. XB-LFI　2	横に並んだポジションのままでXBシャセをし、2拍目で足を戻して ＵＰで次のストロークを準備
8. RFO-SW+CE 4+2	少し女性が前の所からRFOにストローク。 2拍はダウンで、3拍目でＵＰでＳＷする時にへそを右に向けて男性 が前のポジションになる。（ホールドの面は動かさない） そのままＦＬを戻して後ろへSWバックすることでインへCEする へそを右に向けたままにすることで女性は男性の内側に沿って動く
9. LFO　2	左へ向いたホールドのままつま先を右肩へ入れてLFOに乗り、 2拍目でややＵＰから最後はエッジをインで押さえる。
10. RFI　1	肩の捻りをほどきながら同じカーブへRFIを出す。この時腰の面は 左を向くが、へその向きは右のままで我慢すること。 男性はここで女性の背中側に入るようにﾎｰﾙﾄﾞ使ってﾎﾟｼﾞｼｮﾝ調整
11. OpMo-LBI 1	へその向きを右から左へ入れ替えることで肩を止めてターンする 男性は女性の背中でターン後、左手を押して女性の左肩へ入る。 ポジションの移動はなく、同じ場所でターンした結果ホールドが 反転するだけ
12. RBO　2	キリアンにしっかり組み、女性が先行でバックランに入る。 左肩が外へ開かないように止めて、右肩方向へ滑る事。
13. LBO　2	ゆったりと2拍のカウントで右肩方向へバックラン。
14. RBO　2	（同上）
15. XF-LBI　2	ホールドのポジションは変えずに、へそを左に向けたままでＸＦ する。2拍の最後までへそを左に向けて我慢。肩は右を向けている ので上半身はフォアに踏み出す準備はしている。 男性はここで女性の背中へ並ぶ。
16. RFI　2	へその方向を右へひっくり返すことで肩を動かさずにRFIに出る。 女性が右腕を伸ばすことで男性が元の逆キリアンのポジションに 戻る。そのまま肩を動かさないで次のLFOを右肩の下へ入れる ことでリピートのストロークに戻る。
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