カテゴリー別 シングルの得点試算(2021年まで)

国内でのノービスクラス以下の試合の点数試算結果はこちらの下の方に記載していますが、ISU規定によるジュニア以上の点数も同様に試算してみました。(2023年改正後の試算は こちら

個別のケースの点数試算をする前に、2018-19シーズンより採点基準とルールが大幅に変わったので、
その変化の影響度を整理して比較します。

主要な変更点は、
1、男子のジャンプが1つ減って女子と同じ7つに (フリーの時間も女子と同じに変更)
2、クワドの繰り返しは1種のみに制限
3、ジャンプの後半加点がSP1つ、FS3つまでに減った
4、3A以上のジャンプのBVが引き下げ (ダブル、トリプルも微妙に調整あり)
5、コレオのBVが2.0⇒3.0に、加点幅が2.1⇒2.5に大幅増加
6、GOEが±3⇒±5段階に、加点幅が固定から一律BV比例でBV±50%に (ChSq除く)

●スピン、ステップの点数比較

グラフの上側はLevel 1の場合、下はLevel 4の比較。
変更前は太い実線で、黒はBV(ベースバリュー)、
赤がGOE+3、青はGOE-3。
変更後はBVはコレオ(ChSq)以外変化ないので
黒のGOE0の線は重なっている。
赤がGOE+5、橙がGOE+3、緑がGOE-3、青がGOE-5。

Level 1の場合は、旧GOE-3は新GOE-5とほぼ等しい。
新GOE+5は旧GOE+2とほぼ同じであり、レベルが取れない
と加点幅は小さくなる。
コレオだけはBVが上がったのでGOE0でも旧+2相当の点で、
新+3は旧+3より点が高くなった。



Level 4の場合は、旧GOE-3は新GOE-3とほぼ等しい。
BVは変わらないが、GOE加点がBV比例になったので
旧GOE+3は新GOE+5とほぼ等しくなった。
コレオの最大加点+5はStSq4の最大加点時に近い値になる
よう修正された事が分かる。

以上をまとめると、

・コレオステップだけがStSq4並みの点に引き上げられた。
・その他のスピン、ステップの点数はBV、最大加点共に
 Level 4ではほとんど変わらず、GOEが±5段階で細かく
 点が付くようになった。
●ジャンプの点数比較

上のグラフは2Lz以下の点数、下のグラフは2A以上。
1Tから1Lzまでのシングルは、基礎点(BV)は変わらずに
加点幅が減少。
1Aから2Lzまでは旧±3は新±5とほぼ同じである。
シングルジャンプでGOE+2以上はまずないので、点数は
ほぼ変わらないと見て良さそうである。

2Aから3Loは基礎点、GOE±幅共にほぼ同じ、
3F,3LzはGOE±幅が拡大した。

3A以上のジャンプはBVは下がったがGOE±幅がBV比例で
大きくなったので、最大加点時は逆に点数が増えている。
(4Aのみは最大加点時で変わらず、BVと減点時は大幅Down)

以上をまとめると、
・3Lz以下の構成(女子)ではジャンプの点数はほぼ変わらない
・3A以上のジャンプはGOE+4から5を出さないと従来の最大
 加点時より点数は減る。
・3Lo以上のジャンプは最大減点時(GOE-5)は大きく点が減る。
 3A以上は転倒覚悟でチャレンジするのはリスクが非常に大きい。

つまり、3A以上のジャンプを入れるなら少なくともGOE-3までに
抑えないと意味がない(質の良いトリプルがまし)という事。
従来の「回り切ってさえいれば点は残るので無理してでも入れる」
という現象に歯止めをかけたと言えます。

クワドをGOE+5ですべて決めれば従来より点数は上がるが、
+2以下なら従来より点数は下がってしまう。

【注】
2020シーズンの改定(Communication No. 2323)でジャンプの
点数の変更が案内されました(3Lz:5.9→5.3、4Lo:10.5→11.0、
4Lz:11.5→11.0)が、コロナ騒動で実施は見送られています。

ケース別の点数試算結果

点数は以下の3つの場合を想定しています。
・バッジテスト必要級の合格基準レベル
・当時の世界最高想定レベル
・クラス毎の技術限界レベルを全て満点で実施した場合の最大限界


変更前の男子シニア(7級以上)の場合の点数試算 (ルールは2017シーズンの規定による)

7級合格レベルは2種トリプルが必要で、SPのGOEはspin/stepで+1、ジャンプで-3まで。FSはGOE合計-5まで。 最高レベルは2種4クワドを全て満点で実施した場合とし、理論限界は4AなしでのMaxとしました。

男子シニア点数試算(変更前)


Sr
7級バッジテスト合格レベル
(PCS=4.25)
2種4クワド構成の満点
(GOE=+3, PCS=10.0)
4Aなし、
5種7クワドでの最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel22.6 0.0 2.60 level43.9 2.1 6.00 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp22.3 0.0 2.30 FCsp43.2 1.5 4.70 FCsp43.2 1.5 4.70
spin2CSsp22.3 0.5 2.80 CSsp43.0 1.5 4.50 CSsp43.0 1.5 4.50
spin3CCosp33.0 0.0 3.00 CCosp43.5 1.5 5.00 CCosp43.5 1.5 5.00
J13T4.3 -0.7 3.60 4S10.5 3.0 13.50 4F12.3 3.0 1.23 16.53
 +2T1.3 1.30 4T10.3 3.0 1.03 14.33  +3Lo5.1 0.51 5.61
J23S4.4 -1.4 3.00  +3T4.3 0.43 4.73 4Lz13.6 3.0 1.36 17.96
J32A3.3 0.0 0.33 3.63 3A8.5 3.0 0.85 12.35 3A8.5 3.0 0.85 12.35
PCS5項目4.25 x1.0x521.25 5項目10.0 x1.0x550.00 5項目10.0 x1.0x550.00
総得点43.48 115.11 122.65
FS
4.5
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level22.6 0.0 2.60 level43.9 2.1 6.00 level43.9 2.1 6.00
step2ChSq2.0 0.0 2.00 ChSq2.0 2.1 4.10 ChSq2.0 2.1 4.10
spin1FCsp22.3 0.0 2.30 FCCosp43.5 1.5 5.00 FCCosp43.5 1.5 5.00
spin2CSsp22.3 0.5 2.80 FCsp43.2 1.5 4.70 FCsp43.2 1.5 4.70
spin3CCosp33.0 0.0 3.00 CCosp43.5 1.5 5.00 CCosp43.5 1.5 5.00
J13T4.3 -0.7 3.60 4S10.5 3.013.50 4Lz13.63.01.3617.96
 +2T1.3 1.30  +1Lo0.5 0.50  +1Lo0.50.050.55
J23S4.4 -1.4 3.00  +3S4.4 4.40  +3F5.30.535.83
J32A3.3 0.0 3.30 4T10.3 3.013.30 4F12.33.01.2316.53
J43T4.3 -0.7 3.60  +3T4.3 4.30  +3T4.30.434.73
J52A3.3 -0.5 2.80 4S10.5 3.01.0514.55 3A8.53.00.8512.35
J62F1.9 0.0 0.19 2.09 4T10.3 3.01.0314.33  +3Lo5.10.515.61
 +2T1.3 0.13 1.43 3A8.5 3.00.8512.35 4Lz13.63.01.3617.96
 +2Lo1.8 0.18 1.98 2A3.3 0.333.63 4F12.33.01.2316.53
J72F1.9 0.0 0.19 2.09  +3Lo5.1 2.10.517.71 4Lo123.01.2016.20
 +2Lo1.8 0.18 1.98 3Lz6.0 2.10.608.70 4S10.53.01.0514.55
J82Lz2.1 -0.3 0.21 2.01 3F5.3 2.10.537.93 4T10.33.01.0314.33
PCS5項目4.25 x2.0x542.50 5項目10.0 x2.0x5100.05項目10.0 x2.0x5100.0
総得点84.38 230.00 267.93

男子7級では、安全策のぎりぎりラインでSP+FSの得点は128点ほど。実際の試合ではもっと高難度のジャンプに挑戦してミスが重なる事が多いので、 如何にミスなくまとめられるかが130を超えて150台にまで乗せるかの分かれ目になります。

これまでの最高得点はクワド2種で全て満点相当:SP115点、FS230点が限界ラインだったのですが、羽生選手がほぼ到達してしまったのでさらにその先の「全クワド制覇」の方向へ向かい始めました。
4AなしではSPの得点はジャンプの種類が変わるだけ(4S, 4T, 3T→4Lz, 4F, 3Lo)で、+7.54しか上げられません。

フリーではLz, F, Loを含む高難度の7クワドを全て後半に入れる鬼構成にすれば、2種4クワドとの比較で37点ほど上積みが可能になります。 4Sか4Tの代わりに4Aが入ればGOE+3で約5点上げられますが、体力的な面とリスクを考えるとよほど余裕がないと4Aを実戦投入するのは点数的にはメリットがない。(但し、最高難度のジャンプと言う点で大きなインパクトがある。)


男子シニア点数試算(2018-19シーズン改定後)


Sr
7級バッジテスト合格レベルクワド2種構成の満点
(GOE=+5, PCS=10.0)
4Aなし、
5種6クワドでの最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel22.6 0.00 2.60 level43.9 1.95 5.85 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp22.3 0.00 2.30 FCsp43.2 1.60 4.80 FCsp43.2 1.60 4.80
spin2CSsp22.3 0.23 2.53 CSsp43.0 1.50 4.50 CSsp43.0 1.50 4.50
spin3CCosp33.0 0.00 3.00 CCosp43.5 1.75 5.25 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -0.42 3.78 3A8.0 4.00 12.00 4F11.0 5.50 16.50
 +2T1.3 1.30 4S9.7 4.85 14.55 3A8.0 4.00 12.00
J23S4.3 -0.86 3.44 4T9.5 4.75 0.95 15.20 4Lz11.5 5.75 1.15 18.40
J32A3.3 0.00 0.33 3.63  +3T4.2 0.42 4.62  +3Lo4.9 0.49 5.39
PCS5項目4.25 x1.0x521.25 5項目10.0 x1.0x550.00 5項目10.0 x1.0x550.00
総得点43.83 116.77 122.69
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level22.6 0.00 2.60 level43.9 1.95 5.85 level43.9 1.95 5.85
step2ChSq3.0 0.00 3.00 ChSq3.0 2.50 5.50 ChSq3.0 2.50 5.50
spin1FCsp22.3 0.00 2.30 FCCosp43.5 1.75 5.25 FCCosp43.5 1.75 5.25
spin2CSsp22.3 0.23 2.53 FCsp43.2 1.60 4.80 FCsp43.2 1.60 4.80
spin3CCosp33.0 0.00 3.00 CCosp43.5 1.75 5.25 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -0.84 3.36 4S9.74.8514.55 4Lz11.5 5.75 17.25
 +2T1.3 1.30 4T9.54.75 14.25 4Lo10.5 5.25 15.75
J23S4.3 -0.86 3.44 3A8.04.00 12.00 4S9.7 4.85 14.55
J32A3.3 0.00 3.30 3Lz5.92.95 8.85 4T9.54.7514.25
J43T4.2 -0.84 3.36 4S9.74.85 0.9715.52 4Lz11.55.75 1.15 18.40
J52A3.3 -0.33 0.33 3.30  +1Eu0.50.050.55  +3T4.20.42 4.62
J62F1.8 0.00 0.18 1.98  +3S4.30.434.73  +3Lo4.90.49 5.39
 +2T1.3 0.13 1.43 3A8.04.00 0.812.80 4F11.05.50 1.10 17.60
 +2Lo1.7 0.17 1.87  +3T4.20.424.62  +2Lo1.70.17 1.87
J72F1.8 0.00 0.18 1.98 3F5.32.65 0.538.48 3A8.0 4.00 0.80 12.80
 +2Lo1.7 0.17 1.87  +3Lo4.90.495.39  +3Lo4.9 0.49 5.39
PCS5項目4.25 x2.0x542.50 5項目10.0 x2.0x5100.05項目10.0 x2.0x5100.0
総得点83.12 228.39 254.52

男子7級ぎりぎりの安全策では、点数はほとんど変わりません。(GOEの出方次第だが、ジャンプが1つ減るので1点余り下がる。)
クワド2種ではFSでクワドが2種繰り返せないのとジャンプが1つ減るのでBVは大きく下がるが、 3A以上の最大加点時の点数UPで取り戻し、ChSqの+1.4も加えると総合的に点数は減らない。

5種クワドの最大限界では、クワド1本分の点がまるまる消える(-16.53)のに加え、後半加点も制限されるのでさらに点数限界は減り(-4.61)、ChSqやクワドの加点で稼いでも全体では13.4点が減ってしまう。
但し、構成的には後半には4Lzと4Fがそれぞれ1本だけなので変更前の超人構成からすると現実味はあります。



男子ジュニア(6級以上)の場合

男子の6級はトリプルが1つ必要で、SPのGOEはspin/stepで0、ジャンプで-3まで。 FSはGOE合計-5まで、PCS=3.75が合格基準。
最高レベルは、3Aまでの8トリプルを全てGOE+2で実施した場合(PCS=8.00)とし、理論限界は5種6クワド (4Lzと3Aが2回で、4Lzは前半に入る構成。シニアより若干難易度を下げた)の満点としました。


男子ジュニア点数試算(変更前)


Jr
6級バッジテスト合格レベル
(PCS=3.75)
クワドなし
(PCS=8.00、GOE+2)
5種6クワド構成
(PCS=10.0、GOE+3)
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel11.8 0.0 1.80 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp11.9 0.0 1.90 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.5 4.70
spin2CSsp22.3 0.0 2.30 CSsp43.0 1.0 4.00 CSsp43.0 1.5 4.50
spin3CCosp22.6 0.0 2.60 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.5 5.00
J13T4.3 -1.4 2.90 3A8.5 2.0 10.50 3Lz6.0 2.1 0.60 8.70
 +2T1.3 1.30 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00  +3Lo5.1 0.51 5.61
J22F1.9 0.0 2.80  +3T4.3 0.43 4.73 3F5.3 2.1 0.53 7.93
J32A3.3 -0.5 0.19 2.09 3F5.3 1.4 0.53 7.23 3A8.5 3.0 0.85 12.35
PCS5項目3.75 x1.0x518.75 5項目8.00 x1.0x540.00 5項目10.0 x1.0x550.00
総得点36.44 88.46 104.79
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level11.8 0.0 1.80 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp11.9 0.0 1.90 FCCosp43.5 1.0 4.50 FCCosp43.5 1.5 5.00
spin2CSsp22.3 0.0 2.30 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.5 4.70
spin3CCosp22.6 0.0 2.60 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.5 5.00
J13T4.3 -1.4 2.90 3A8.5 2.0 10.50 4Lz13.6 3.0 16.60
 +2T1.3 1.30  +2Lo1.8 1.80  +3T4.3 4.30
J22A3.3 -0.5 2.80 2A3.3 1.0 4.30 4Lz13.6 3.0 16.60
J32A3.3 -1.0 2.30 3A8.5 2.0 0.85 11.35 4F12.3 3.0 1.23 16.53
J42Lz2.1 0.0 2.10 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 4Lo12.0 3.0 1.20 16.20
J52Lz2.1 0.0 0.21 2.31  +3T4.3 0.43 4.73 4S10.5 3.0 1.05 14.55
J62F1.9 0.0 0.19 2.09 2A3.3 0.33 3.63 4T10.3 3.0 1.03 14.33
 +2Lo1.8 0.18 1.98  +3Lo5.1 1.4 0.51 7.01 3A8.5 3.0 0.85 12.35
J72S1.3 0.0 0.13 1.43  +2Lo1.8 0.18 1.98  +3Lo5.1 0.51 5.61
 +2T1.3 0.13 1.43 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 3A8.5 3.0 0.85 12.35
 +2Lo1.8 0.18 1.98 3F5.3 1.4 0.53 7.23  +Lo0.5 0.05 0.55
J82S1.3 0.0 0.13 1.43 3S4.4 1.4 0.44 6.24  +3F5.3 0.53 5.83
PCS5項目3.75 x2.0x537.50 5項目8.00 x2.0x580.00 5項目10.0 x2.0x5100.0
総得点70.15 173.27 256.50

ジュニアではSPにクワドは禁止なので、3Aまでが最高レベル。SPで100点を出すには、GOE満点でもPCSで9.50以上を揃えなければならない。
クワドなしで全ての要素でGOE+2、PCS=8.00の場合は、SP+FS合計で約260点となります。 ジュニアの世界記録ではフリーで複数種のクワドが入り始めたので技術点でこの試算を15点以上超えてきており、3Aまででは戦えない状況になりつつあります。

6級ぎりぎりレベル(トリプルはコンビで1個のみ)ではSP+FS合計で106点、4A以外の全クワドが入った構成での満点はFSだけで256.5になります。 シニアとの差は11.43ですが、Chsq=4.10の分を引くとジャンプの差は7.33しかない。

シニアの限界は後半に4Lz+3T, 4F+3Lo, 4Lz, 4F, 4Lo・・という超人構成ですが、ジュニアのこの構成は前半で2つの4Lzを跳び、 後半で残りの4種クワドなので、人類でも実現性はありそうです。


男子ジュニア点数試算(2018-19シーズン改定後)


Jr
6級バッジテスト合格レベル
(PCS=3.75)
クワドなし
(PCS=8.00、GOE+3)
5種6クワド構成の満点
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel11.8 0.00 1.80 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp11.9 0.00 1.90 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin2CSsp22.3 0.00 2.30 CSsp43.0 0.90 3.90 CSsp43.0 1.50 4.50
spin3CCosp22.6 0.00 2.60 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -1.26 2.94 3F5.3 1.59 6.89 3F5.3 2.65 7.95
 +2T1.3 1.30 3A8.0 2.40 10.40 3A8.0 4.00 12.00
J22A3.3 -0.66 2.64 3Lz5.9 1.77 0.59 8.26 3Lz5.9 2.95 0.59 9.44
J32F1.8 0.00 0.18 1.98  +3T4.2 0.42 4.62  +3Lo4.9 0.49 5.39
PCS5項目3.75 x1.0x518.75 5項目8.00 x1.0x540.00 5項目10.0 x1.0x550.00
総得点36.21 87.85 105.18
FS
3.5分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level11.8 0.00 1.80 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp11.9 0.00 1.90 FCCosp43.5 1.05 4.55 FCCosp43.5 1.75 5.25
spin2CSsp22.3 0.00 2.30 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin3CCosp22.6 0.00 2.60 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -1.26 2.94 3A8.02.40 10.40 4Lz11.55.75 17.25
 +2T1.3 1.30 3Lz5.91.77 7.67 4F11.05.50 16.50
J22A3.3 -0.66 2.64 3F5.31.59 6.89 4Lo10.55.25 15.75
J32A3.3 -0.66 2.64 2A3.30.99 4.29 4S9.74.85 14.55
J42Lz2.1 0.00 2.10 3A8.02.40 0.8011.20 4Lz11.55.75 1.1518.40
J52Lz2.1 0.00 0.21 2.31  +3T4.20.424.62  +2Lo1.7 0.171.87
J62F1.8 0.00 0.18 1.98 2A3.30.333.63 4T9.54.75 0.9515.20
 +2Lo1.7 0.17 1.87  +3Lo4.91.47 0.496.86  +3T4.20.424.62
J72S1.3 0.13 1.43 3Lz5.91.77 0.598.26  +3Lo4.90.495.39
 +2T1.3 0.13 1.43  +1Eu0.50.050.55 3A8.04.00 0.8012.80
 +2Lo1.7 0.00 0.17 1.87  +3S4.30.434.73  +3Lo4.90.495.39
PCS5項目3.75 x2.0x537.50 5項目8.00 x2.0x580.00 5項目10.0 x2.0x5100.0
総得点68.61 167.43 248.87

6級合格レベルでは、FSでダブルジャンプ1個(2Sの1.43)の減少以外、ほとんど変化はない。
クワドなしの3Aが2回の構成(GOE+3)では、ジャンプ1つと後半加点の減少が響いてフリーでは6点近く減ってしまう。改定後では最大GOE+5を出さないと以前の点と同じにはならないのです。

5種6クワド構成の満点では、3Aが1つなくなったのと後半加点の減少がありますが、クワドの最大加点でかなり点を上積み出来るので8点程度のロスで済んでいる。


女子シニア(7級以上)の場合

7級は女子も男子と同じトリプル2種必要で、GOE, PCSの要件も同じ。
最高レベルは、3A1回の8トリプルでGOE+2, PCS=9.50の場合としました。
理論最大は前半にクワドが2種3本入り、後半にも3Aが2つ入って満点の場合。

女子シニア点数試算(改定前)


Sr
7級バッジテスト合格レベル
(PCS=4.25)
3A1回、2nd 3Loあり
(PCS=9.50、GOE+2)
2種3クワド+3A2回での
最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel22.6 0.0 2.60 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp22.3 0.0 2.30 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.5 4.70
spin2Lsp21.9 0.5 2.40 Lsp42.7 1.0 3.70 Lsp42.7 1.5 4.20
spin3CCosp33.0 0.0 3.00 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.5 5.00
J13T4.3 -0.7 3.60 3A8.5 2.0 10.50 3A8.5 3.0 0.85 12.35
 +2T1.3 1.30 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 3Lz6.0 2.1 0.60 8.70
J23S4.4 -0.7 3.70  +3Lo5.1 0.51 5.61  +3Lo5.1 0.51 5.61
J32A3.3 -0.5 0.33 3.13 3F5.3 1.4 0.53 7.23 3F5.3 2.1 0.53 7.93
PCS5項目4.25 x0.8x517.00 5項目9.50 x0.8x538.00 5項目10.0 x0.8x540.00
総得点39.03 87.04 94.49
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level22.6 0.0 2.60 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.10 6.00
step2ChSq2.0 0.0 2.00 ChSq2.0 1.4 3.40 ChSq2.0 2.10 4.10
spin1FCsp22.3 0.0 2.30 FCCosp43.5 1.0 4.50 FCCosp43.5 1.50 5.00
spin2Lsp21.9 0.5 2.40 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.50 4.70
spin3CCosp33.0 0.0 3.00 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.50 5.00
J13T4.3 -0.7 3.60 3A8.5 2.0 10.50 4S10.53.00 13.50
 +2T1.3 1.30 2A3.3 0.33 3.63  +3T4.34.30
J23S4.4 -1.4 3.00  +3Lo5.1 1.4 0.51 7.01 4S10.53.00 13.50
J32A3.3 -0.5 2.80 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 4T10.33.00 13.30
J43T4.3 -0.7 3.60  +3T4.30.43 4.73 3A8.53.00 0.85 12.35
J52A3.3 -0.5 0.33 3.13 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 3A8.53.00 0.85 12.35
J62F1.9 0.0 0.19 2.09 3F5.3 1.4 0.53 7.23  +1Lo0.50.05 0.55
 +Lo0.5 0.05 0.55 2A3.3 0.33 3.63  +3S4.40.44 4.84
 +2S1.3 0.13 1.43  +3Lo5.1 1.4 0.51 7.01 3Lz6.02.10 0.60 8.70
J72Lo1.8 0.0 0.18 1.98  +2Lo1.8 0.18 1.98  +3Lo5.10.51 5.61
 +2Lo1.8 0.18 1.98 3S4.4 1.4 0.44 6.24 3F5.32.10 0.53 7.93
PCS5項目4.25 x1.6x534.00 5項目9.50 x1.6x576.00 5項目10.0 x1.6x580.00
総得点71.76 165.86 201.73

女子の7級合格ぎりぎりレベルでは、SP+FS合計で110点です。現役国内シニア選手で110点以上出せない人が約30%を占めるのが現実。(2016シーズンのデータより)
トリプル2種を維持して現役を続けて行くのは並大抵の事ではなく、トリプルが入らないとSP要素でキックアウトされるのでブロックへの参加は諦める方向になってしまう。

SPでは男子シニア以外ではクワド禁止なので3Aまでが理論最大値。
3AなしでSPで80点出すにはGOE+2連発+PCS9.50超えが必要。(3AなしでのSP満点は86.37)

3A以外の7トリプル全部後半でGOE+2, PCS=9.50ではフリーで165点、SPと合わせて253点近くとなる。
女子でも3Aとクワドが複数回入ってくれば、フリーの満点で夢の200点超えが可能。
(クワドルッツはまだ想定外としています。)

女子シニア点数試算(2018-19シーズン改定後)


Sr
7級バッジテスト合格レベル
(PCS=4.25)
3A1回、2nd 3Loあり
(PCS=9.50、GOE+3)
2種3クワド+3A2回での
最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel22.6 0.00 2.60 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp22.3 0.00 2.30 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin2Lsp21.9 0.19 2.09 Lsp42.7 0.81 3.51 Lsp42.7 1.35 4.05
spin3CCosp33.0 0.00 3.00 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -0.84 3.36 3A8.0 2.40 10.40 3A8.0 4.00 12.00
 +2T1.3 1.30 3F5.3 1.59 6.89 3F5.3 2.65 7.95
J23S4.3 -0.86 3.44 3Lz5.9 1.77 0.59 8.26 3Lz5.9 2.95 0.59 9.44
J32A3.3 -0.33 0.33 3.30  +3Lo4.9 0.49 5.39  +3Lo4.9 0.49 5.39
PCS5項目4.25 x0.8x517.00 5項目9.50 x0.8x538.00 5項目10.0 x0.8x540.00
総得点38.39 86.23 94.73
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level22.6 0.00 2.60 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
step2ChSq3.0 0.00 3.00 ChSq3.0 1.50 4.50 ChSq3.0 2.50 5.50
spin1FCsp22.3 0.00 2.30 FCCosp43.5 1.05 4.55 FCCosp43.5 1.75 5.25
spin2Lsp21.9 0.19 2.09 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin3CCosp33.0 0.00 3.00 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J13T4.2 -0.84 3.36 3A8.0 2.40 10.40 4S9.74.85 14.55
 +2T1.3 1.30 3S4.3 1.29 5.59  +3T4.2 4.20
J23S4.3 -0.86 3.44 3Lz5.9 1.77 7.67 4S9.74.85 14.55
J32A3.3 -0.33 2.97 3F5.3 1.59 6.89 4T9.54.75 14.25
J43T4.2 -0.84 3.36 2A3.3 0.33 3.63 3F5.3 1.59 6.89
J52A3.3 -0.66 0.33 2.97  +3Lo4.9 1.47 0.49 6.86 3A8.04.00 0.80 12.80
J62F1.8 0.00 0.18 1.98 3Lz5.9 1.77 0.59 8.26 3A8.04.00 0.80 12.80
 +Lo0.5 0.05 0.55  +3T4.2 0.42 4.62  +1Eu0.50.05 0.55
 +2S1.3 0.13 1.43 2A3.3 0.33 3.63  +3S4.30.43 4.73
J72Lo1.7 0.00 0.17 1.87  +3Lo4.9 1.47 0.49 6.86 3Lz5.92.95 0.59 9.44
 +2Lo1.7 0.17 1.87  +2Lo1.7 0.17 1.87  +3Lo4.90.49 5.39
PCS5項目4.25 x1.6x534.00 5項目9.5 x1.6x576.00 5項目10.0 x1.6x580.00
総得点72.09 165.11 206.80


7級合格ぎりぎりレベルでは、SP+FSの合計110点でほとんど変化なし。
3Aが1本で2ndトリプル全部後半でGOE+3, PCS=9.50では、後半加点が制限された分だけ点数が下がるが、コレオの点が上がるので低下幅は小さい。
2種3クワド+3A2回での最大限界は、クワドの最大加点幅増加が非常に大きいのでフリーで5点上がり、総合で300点も不可能ではない。


女子ジュニア(6級以上)の場合

女子6級はトリプル不要で、2Aが何とか入ればよい。GOE, PCSは男子と同じ。
最高レベルは、3Aなしの7トリプル全部後半でGOE+2, PCS=8.0の場合としました。
理論最大は前半にクワド2種+3Aの3つが入り、後半に残り5種7トリプルが入って満点の場合。

女子ジュニア点数試算(改定前)


Jr
6級バッジテスト合格レベル3Aなし、7トリプル
(PCS=8.0、GOE+2)
2種2クワド+3Aでの
最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel11.8 0.0 1.80 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp11.9 0.0 1.90 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.5 4.70
spin2Lsp21.9 0.0 1.90 Lsp42.7 1.0 3.70 Lsp42.7 1.5 4.20
spin3CCosp22.6 0.0 2.60 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.5 5.00
J12Lz2.1 -0.3 1.80 3F5.3 1.4 0.53 7.23 3A8.5 3.0 0.85 12.35
 +2Lo1.8 1.80  +3Lo5.1 0.51 5.61  +3Lo5.1 0.51 5.61
J22A3.3 -1.0 2.30 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 3Lz6.0 2.1 0.60 8.70
J32F1.9 0.0 0.19 2.09 2A3.3 1.0 0.33 4.63 2A3.3 1.5 0.33 5.13
PCS5項目3.75 x0.8x515.00 5項目8.00 x0.8x532.00 5項目10.0 x0.8x540.00
総得点31.19 75.17 91.69
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level21.8 0.0 1.80 level43.9 1.4 5.30 level43.9 2.1 6.00
spin1FCsp21.9 0.0 1.90 FCCosp43.5 1.0 4.50 FCCosp43.5 1.5 5.00
spin2Lsp21.9 0.0 1.90 FCsp43.2 1.0 4.20 FCsp43.2 1.5 4.70
spin3CCosp32.6 0.0 2.60 CCosp43.5 1.0 4.50 CCosp43.5 1.5 5.00
J12A3.3 -1.0 2.30 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 4S10.53.013.50
J22Lz2.1 -0.3 1.80  +3Lo5.1 0.51 5.61 4T10.33.013.30
 +2T1.3 1.30 2A3.3 0.33 3.63 3A8.53.011.50
J32F1.9 -0.3 1.60  +3T4.3 1.4 0.43 6.13 3Lz6.02.10.60 8.70
 +2T1.3 1.30 3Lz6.0 1.4 0.60 8.00 3F5.32.10.53 7.93
J42S1.3 0.0 1.30 3F5.3 1.4 0.53 7.23  +3Lo5.10.51 5.61
 +2Lo1.8 1.80 2Lz2.1 0.21 2.31 3Lz6.02.10.60 8.70
 +2Lo1.8 1.80  +3Lo5.1 1.4 0.51 7.01  +1Lo0.50.05 0.55
J52Lz2.1 -0.3 0.21 2.01  +2Lo1.8 0.18 1.98  +3S4.40.44 4.84
J62F1.9 0.0 0.19 2.09 3S4.4 1.4 0.44 6.24 3F5.32.10.53 7.93
J72S1.3 0.0 0.13 1.43 2A3.3 1.0 0.33 4.63  +3T4.30.43 4.73
PCS5項目3.75 x1.6x530.00 5項目8.00 x1.6x564.00 5項目10.0 x1.6x580.00
総得点56.93 143.27 187.99

6級合格レベルは、SP+FS合計で約88点です。ジュニアで優秀な人はすぐにトリプルまで習得して先に7級を取ってしまう(体重が増えると跳べなくなる)のでこのレベルは通過点ですが、 中学生以上で始めた人では2Aを決めるのはかなり大変。「選手権レベル」との境界が2Aなのです。

SPの単独アクセルは女子Jrでは2Aと決められているので、3Aを入れるにはコンビネーションが必須。
3Aなしの7トリプル(GOE+2, PCS=8.00)の点数は現在の記録でほぼ達していますが、全GOE+3とPCS9点はジュニアではとてもハードルが高いので、これを超えるにはPCSよりも、3Aやクワドの投入でジャンプの点を上げる方向に進むと思われます。
(実際に、クワド2種成功させた2018JrワールドではFSで153.49の点が出ました。)


女子ジュニア点数試算(2018-19シーズン改定後)


Jr
6級バッジテスト合格レベル3Aなし、7トリプル
(PCS8.0、GOE+3)
2種2クワド+3Aでの
最大限界
SP  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
steplevel11.8 0.00 1.80 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp11.9 0.00 1.90 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin2Lsp21.9 0.00 1.90 Lsp42.7 0.81 3.51 Lsp42.7 1.35 4.05
spin3CCosp22.6 0.00 2.60 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J12Lz2.1 -0.21 1.89 3F5.3 1.59 6.89 3Lz5.9 2.95 8.85
 +2Lo1.7 1.70 2A3.3 0.99 4.29 2A3.3 1.65 4.95
J22A3.3 -0.99 2.31 3Lz5.9 1.77 0.59 8.26 3A8.0 4.00 0.80 12.80
J32F1.8 0.00 0.18 1.98  +3Lo4.9 0.49 5.39  +3Lo4.9 0.49 5.39
PCS5項目3.75 x0.8x515.00 5項目8.00 x0.8x532.00 5項目10.0 x0.8x540.00
総得点31.08 74.12 91.94
FS
4分
  要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計要素BVGOE後半合計
step1level21.8 0.00 1.80 level43.9 1.17 5.07 level43.9 1.95 5.85
spin1FCsp21.9 0.00 1.90 FCCosp43.5 1.05 4.55 FCCosp43.5 1.75 5.25
spin2Lsp21.9 0.00 1.90 FCsp43.2 0.96 4.16 FCsp43.2 1.60 4.80
spin3CCosp32.6 0.00 2.60 CCosp43.5 1.05 4.55 CCosp43.5 1.75 5.25
J12A3.3 -0.99 2.31 3Lz5.91.777.67 4S9.74.8514.55
J22Lz2.1 -0.21 1.89 3F5.31.596.89 4T9.54.7514.25
 +2T1.3 1.30 3S4.31.295.59 3A8.04.0012.00
J32F1.8 -0.18 1.62 2A3.30.994.29 3Lz5.92.958.85
 +2T1.3 1.30 3F5.31.590.53 7.42 3F5.32.650.53 8.48
J42S1.3 -0.13 1.17  +3T4.20.42 4.62  +3Lo4.90.49 5.39
 +2Lo1.7 1.70 2A3.30.33 3.63 3Lz5.92.950.59 9.44
 +2Lo1.7 1.70  +3Lo4.91.470.49 6.86  +1Eu0.50.05 0.55
J52Lz2.1 -0.21 0.21 2.10  +2Lo1.70.17 1.87  +3S4.30.43 4.73
J62F1.8 0.00 0.18 1.98 3Lz5.91.770.59 8.26 3F5.32.650.53 8.48
J72S1.3 0.00 0.13 1.43  +2Lo1.70.17 1.87  +3T4.20.42 4.62
PCS5項目3.75 x1.6x530.00 5項目8.00 x1.6x564.00 5項目10.0 x1.6x580.00
総得点56.70 141.30 192.49

6級合格ぎりぎりレベルでは、SP+FSの合計は約88点でほとんど変化なし。
3Aなしでは後半加点の個数が制限された分だけ点が減っています。ジャンプその物の点は変わらない。
(LzとLoのBVが見直されたので、7トリプルでは従来の2Lz+3Loよりも3F+2Loが点が高くなった。)

クワドや3Aが入ってくると、最大加点幅が大きいので理論限界点数は4.5点上がっている。
ジュニアでクワドルッツを練習では成功させている人も出てきているので、GOE+はもらえなくてもシニアの点数を超える人が現れるかもしれません。


   HOMEに戻る